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百田尚樹 : 海賊とよばれた男 上/下,
2012,講談社 を読んだ.
1894年の日清戦争後,日本は朝鮮と満州に進出するようになった‐東南アジアのフィリッピン,ベトナム,インドネシア,マレーやインドの植民地の状況をみよ.
日本は満州に近代重工業を建設した‐それらは,後日,中国共産党による国家建設に役だった.日本の敗戦の前後,アメリカはアジアが欧米諸国の植民地から独立することを望まなかったし,日本が近代産業のある国家として存立することも望まなかった.
日本の東南アジアへの進出は,フィリッピン(1946年),ベトナム(1954年),インドネシア(1949年),ビルマ(1948年)やインド(1947年)とパキスタン(1947年)の独立を促した.
世界におけるソ連の影響および中華人民共和国の成立や朝鮮戦争は,資本主義と共産主義の対立による東西冷戦に陥った世界で,日本の戦後における自立を速めた-欧米の資本主義にとっての必要やむを得ざることとして.東南アジア諸国やインドの独立も戦後の日本の世界への復帰を促している.この東西冷戦の状況の下で,1952年のサンフランシスコ講和条約が締結されて,日本の独立は回復した.こうしてみると,明治以来の日本の独立の維持や太平洋戦争は,ただ日本のみの意図において引き起こされたというようことではないことが見えてくる.
海賊とよばれた男(出光佐三がモデルとされる)は,このような時代に,独創に溢れた努力と合理的思考に導かれて生きた.
残念ながら,これらの日々,日本は太平洋戦争を大東亜戦争としてしか表現できなかった!
2 件のコメント:
朝鮮国民の独立の事情は,東南アジア諸国やインドとは大いに異なっている.朝鮮国民はいつになったら,その歴史を読めるようになるのだろう?
日本が朝鮮や満州に進出せず,大東亜戦争に訴えることがなかった場合には,アジアの現在はどのような状況であり得るのだろうか‐考えてみよ.
cf. ヘンリー S. ストークス:連合国戦勝史観の虚妄 (詳伝社新書351),2013,詳伝社.
『「ヘンリー S. ストークス著 連合国戦勝史観の虚妄」に対する共同通信による報道:南京大虐殺否定「翻訳者が無断加筆」』著者ら否定 2014年5月18日
[ http://archive.gohoo.org/alerts/140512/ ]
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